DevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」の47日目の記事です。 YHさんからバトンをお預かりしました。
自己紹介
- 3回の転職のたびに「ご縁」を感じながら、自分なりの「決断」を繰り返しています
- 「決断」するとき、仕事やプラベートで凹んだときには、選んだ道からでてくる問題に挑戦できているか という観点で自分を見つめ直しています
- ハードよりもソフト、が好き
- 人と人がつながること、 人と技術がつながること、 技術と技術がつながること、 が好き
- 目標を定めて前に進んでいる人、が好き
- 物事の本質を考えること、が好き
これまでの現場
- 2000-2003年 大手メーカーで複合機と連携する文書管理Webシステムを開発
- 2003-2008年 大学で学部の助手を努めながら、学内ネットワークや教育システムを契約更新
- 2008-2008年 アパレル業界におけるPOS連動型販売&勤怠管理システムを開発
- 2009-2010年 官公庁の要件定義プロジェクトに参画
- 2010-2010年 携帯向け音楽配信サイトを開発
- 2011-2011年 スポーツ業界におけるECサイトの更改プロジェクトに参画
- 2011-2012年 googleライクな特許検索システムを開発
2000万事件(ファイル総数 のべ2億)の全文検索システム(インデックスサイズ 数TB)をプロデュース。
特許特有の表現と、特許検索者の検索構文に対し、googleライクな検索UIを提供
- 2013-2013年 官公庁のインフラ更改プロジェクトに参画
インフラエンジニアとしてのスキルを磨きつつ、これまでのプロジェクトの進め方に疑問をいだき、DevLOVEと出会う。
Infrastracture as Codeな時代に突入したいま、今後は Immutable Infrastracture を構築できるスキルを習得していきたい
現場における問題意識
「人」は完璧ではない。だからこそ、ミスをする。
という前提にたったとき、「人」が関与するものはすべて、なにかしらの欠陥を抱える可能性を秘めている。
現場で遭遇する問題は、「人」に起因しているものが多いため、現場を構成している「人」に着目し、「人」の思考、能力、感情を捉えることができれば、解決の糸口が見えてくる と考えている。
「人」の思考: コミュニケーション
現場で遭遇する問題として
ex.) 10人以内の「人」で構成される現場ではあまりおこらないかもしれないが、10人を超える現場では、現場の長の思考が現場の構成員全員にまで伝達されにくい。
だからこそ、「人」の思考を捉えるために、次のような観点でこの問題に対峙しなければならない
- コミュニケーションは、なぜ発生しているか?
- いつ、どこで、誰と誰の間に、どんな情報を伝達するためのコミュニケーションが発生しているか?
- コミュニケーションが発生する「人」と「人」の関係は、現場における体制(関係)とどのように連動しているか?
- 現場の長は、思考を発信しているか?
- 現場の構成員は、現場の長の思考に耳を傾けているか?
「人」の能力: 継続的なスキルアップ
現場で遭遇する問題として
ex.) もともともっていたスキルと、現場で求められるスキルとのミスマッチ
ex.) もともと持っていたスキルとは? その「人」のスキルを評価できていない
ex.) 現場でスキルアップにつとめていない、スキルアップできていない
だからこそ、「人」の能力を捉えるために、次のような観点でこの問題に対峙しなければならない
- 現場で求められるスキルとはなにか?
- 現場で求められるスキルを評価するためには、どうすればよいか?
- 現場で求められるスキルと、「人」が求めているスキルとのギャップはあるか?
「人」の感情: 意思決定の決め手
現場で遭遇する問題として
ex.) 「人」の採用やプロジェクトの発注を意思決定しているのは、「人」だが、その「人」はなにを評価し、決定しているか?
ex.) サービスに対し、対価を払う意思決定をしている顧客(「人」)は、なにを評価し、決定しているか?
だからこそ、「人」の感情を捉えるために、次のような観点でこの問題に対峙しなければならない
- 「人」の感情は、なにに影響をうけているか?
- 「人」の感情が創発されるタイミングは?
これからの現場
- 2013-2014年 輸送システムの更改プロジェクトに参画
インフラエンジニア、DBエンジニアとしてのスキルアップを図りながら、
プロジェクト(現場)の構成する「人」に着目し、問題提起とその解決策を模索していきたい
- 2014-201x年 もっとワクワクする仕事にチャレンジ
DevLOVEとの出会いから、新たな出会いが始まった。
みな、それぞれの現場で類似した問題意識を持っていることがみえてきた。
きっとこのコミュニティから、新しい発見を重ねることができると期待しつつ、
自分からもなにかを提供できる人間に成長していきたい
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次は荻野恒太郎さんが担当です。よろしくお願いします。